知ってますか?パンダのこと
中国、と聞いたとき、あなただったら真っ先に何を思い浮かべますか?
今年北京オリンピックが開催される中国ですが、最近は食に関するトラブルなどもあり、あまり良くないイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
中国と聞いたとき、思い浮かべるものは人それぞれでしょうが、中でもパンダを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。中国を代表する動物であり、またジャイアントパンダのぬいぐるみなど、お土産としても有名ですよね。
ジャイアントパンダは、別名を白黒熊(シロクログマ)、または色分熊(イロワケグマ)といい、生息地は四川省や陝西省です。ネコ目クマ科に属する動物で、コビトカバ、オカピと共に、世界三大珍獣のひとつです。
別名のとおり、クマに似た特徴を持っていますが、アライグマに似た特徴もあるため、クマ科なのか、アライグマ科なのか、それとも独立してパンダ科とするべきか、長い間論争が繰り広げられましたが、遺伝子の解析によって、クマに近い種であるとされました。
パンダという名前の由来は、ネパール語の「ポンガ」とされています。ポンガには、「竹を食べる物」という意味があります。また、中国では「熊猫」とも呼ばれています。
パンダの全長は、120〜150cmほどで、立ち上がったときには170cmにも及びます。オスの場合、体重は100〜150kg程度、メスの場合は80〜120kg程度です。
生まれたばかりの赤ちゃんパンダの体重は、100〜200gと、成長したパンダの1000分の1ほどしかありません。
パンダが笹や竹を食べることはよく知られていますが、自然のパンダも、おもに竹林に生息しています。しかし、クマ類に属していることからも、昔は肉食を含む雑食だったともいわれています。
現在のパンダが、笹や竹が主食になった要因は、気候の変動などにより、食糧が不足し、その結果常に手に入りやすい笹や竹ばかりを食べるようになったと言われています。
パンダは、家族や群れは形成しません。基本的に、常に単体で行動します。また、他の熊科の動物と違い、冬眠はしません。
中国には、パンダの保護地区が40箇所あります。保護地区でも最大のものは、四川省にある臥竜自然保護区です。
中国では、パンダの生息地域の土地開発によって、パンダが孤立する傾向にあり、繁殖期になっても独りぼっち、ということが起きています。また、食物である笹や竹が不足するといった事態もあるようです。
中国では、パンダの密猟は重罪とされていて、実際に処刑された密猟者もいました。
2006年の時点で、生育センターなどで飼育されているパンダは、合計で217頭、野生のパンダは、1600頭程が、中国国内で生育しているそうです。この数字は、80年代末から比べると増加傾向にあります。
中国を訪れる際は、ぜひパンダ見学も計画に入れてください。
パンダは世界的にも希少で、中国にしか生息していない動物です。日本でも、パンダを見ることのできる動物園はありますが、本場のパンダを見ることは、日本で見るのとは違う感動が待っていると思います。
また、お土産用にパンダのグッズもたくさんありますので、こちらを見て回るのも楽しいでしょう。
